2023年の初撮影は、都内の高校跡地を使っての学校(ふう)撮影。主催は毎回凝ったロケーションのNadja撮影会で、モデルはいつもの小黒こまちさん。
そして念願(?)のダサジャージ! ヤッタネ!
スタジオの教室セットとかは何度も使ったことあるけど、実際の校舎をちゃんと使った撮影ははじめて。最寄り駅から歩くにはちょっと遠くて、でもバスの本数は1時間に2本とかで、都内は都内だけど行くまでけっこう時間かかっちゃう場所だった。移動時間が長いのに撮影時間が短いとなんか悔しいので、珍しく2部通しで申し込んでみた。
バス本数が少ないってことは乗り遅れると致命的なので、余裕を持って早めに出発して、バス停が望めるカフェで時間調整っていういつものコース。天気はあんまりよくなくて、今にも雨が降ってきそう。バスを降りてから少し歩き、撮影地へ到着したものの、「入るのは開始10分前ね」と主催から事前に指示があったんで外で15分くらい待つ。まわりにはなあんにもないの。寒い。
時間になって入館し、集合場所として指示されてた教室へ。前の部が数分押しなのか集合写真とかでわちゃわちゃしててそこでもちょっと待つ。受付(署名とか名札とかいつもよりちょっと細かい)して、暖房の入ってる教室で待機して、時間になったら三々五々スタート。
こまっちゃんは、過去の出演舞台を連想させるようなちょっと古風なセーラー服女子高生ふう(さすがに寒過ぎるのかプラスカーディガン)。他のモデルさんも基本制服で、制服っぽいコスプレの人もいた。ここは大人っぽモデルが多くて女教師とか保険医とかがより似合いそうな人もいたけど。
撮影に使える場所はたくさんあったのを、主催が紙に書いて配ってくれた。親切。教室や廊下、屋上や中庭を、そこまでハッキリした目的もなく歩いてはパシャパシャと。
教室内にはそれっぽい掲示物があるかと思えば、撮影以外目的での施設利用を感じさせる物とかも。ちなみに行った時間は音楽室で何かの練習?が行われてて、流れてくる吹奏楽が学校っぽさを演出してくれてた。
制服はモデルさん準備だけど、これも珍しく今回は持ち込み衣装としてスクールジャージを持参した。他人がやってる学校撮影って制服以外が圧倒的に少なくて(当たり前)、衣装的なおもしろさはあんまり感じなく、「僕ならダサジャージでダサ日常っぽく撮るんだがなあ」とかずっと考えてて、ようやくそれが実現したっていう。念願のっていうと変態感が増しますね…。
この日は他のモデルさんでもジャージ着てる人がいたんだけど、わりとおしゃれ系で、まあモデルさん側からの提案なら普通そうなるんですよね。そういう意味ではこっち系ってコスプレ寄りかも。
「学校で制服の人と過ごす時間」が学生時代の記憶(だいぶ前)を蘇らせて、会話のなかがなんだか妙に細かく現実味。当時の先輩後輩とか部活のエピソードとか。普段は思い出さないのによく覚えてるもんだわ。だもんで話してる時間が増えてしまい、撮影が疎かになった…のかっていえば、環境に引っぱられたのか撮った枚数は2部通しと考えたらいつもと変わらなかった。
撮った写真は自分の陰キャな学生時代を反映してしまったか、なんか陰のある感じが多い(笑)
たまに暖房のある部屋はあったものの基本どこも寒くて、屋上とかはとくに申し訳なかった。しかも隣のカメラマンは普通にもこもこ姿だし。全身ジャージのタイミングではたまたま通りすがった別モデルさんに心配されてたくらい、パッと見で寒そうなの。裏起毛ジャージにすればよかった(そんなのない)。
ホントにご協力ありがとうございました。おかげで個人的に満足できる写真が撮れました。ちなみに他者の評価はいつも以上に考慮してませんダサジャージだもん。
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