撮影するにあたって、ロケーションをこっちが決めるっていうのがそもそもないし、しかもモデルを主活動にしてる方を撮ることがそうない。だから、それが組み合わさってるとなんか「ちゃんと撮影してる気分」だった。いや実際にはしゃべってる方が多かった。そういう性質(たち)だから仕方ないとしても。
はじめましての雪さん。
行くのは撮影「会」がほとんどだから、「いついつにどこそこでやります→行きます」って流れなわけですいつもは。まれに「どこがいいとかありますか?」って事前に聞かれたりすることもあったけど、あくまで決定権はあっち。だからこっちから「○○らへんで」とかほぼないんですよ。そういうの慣れてない。
んで、今回が新横浜公園。どういう目論見のロケ選びだっていう。写真撮るで発想しないよね新横浜公園。雪さん活動が横浜中心とあったんで、土地名で連想される定番はわざと外して選んでみたの。
僕は被写体には、「グラビアアイドルが撮影会もしてます」「本業は役者だけど同」「学生だけど同」みたいに、活動の中心はモデルじゃない人を撮ることがなぜか多いんですね。だから撮影モデルがメインっていう方を撮るのもわりとまれ。しかも撮影会を経てない初対面モデルさんへSNSで個人撮影を申し込むのなんて超まれ。
雪さんは、ツイッターのタイムラインに流れてくる写真で目を留めたのがきっかけ。衣装はおまかせでした。
やる前からイメージしてた写真を開始早々に撮ってしまったら、その後引き出しがなかったのはヒミツ。
梅雨真っ只中で雨が心配だったけど、雨はほとんど降らなくて、でも風がかなり強かった。スタジアム周辺はビル風でさらに強い。わっとかきゃっとか言いながら撮る。
写真だけのなんとなくのイメージしかなくて、撮ってて彼女が得意なふうはそれとだいたい一致してた。夏より冬。雪だけに。
年齢わかってなかったんだけど、思ってたより下でビビッた。ポートレートモデルさんって大人っぽくみえるし、女性の年齢って見た目じゃわかんないし。インスタ見たらおおよそ書いてあった。もうちょっと調べておけ自分。
でもそういう写真が多いだけで、キャラクターはそういうんじゃなくてよかった。このモデルさん怖い人なんじゃない?って不安に思うケースって珍しくないのよ。笑顔を忌避する昨今の女性ポートレート界隈には異を唱えたい。
ちなみに僕がこの日に撮った写真には、そこそこ笑顔があった。雪さん的には掲載NGとのことだったんで載せてないけど、僕にはお気に入りだったのもけっこうあるのよ。
この日は後にも撮影をハシゴの予定だったそう。でもけっこう歩かせてしまった。すみません。
楽しかったです。またよろしくお願いしますー
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「ロケーションを自分で決めたら〝ちゃんと撮影してる〟気分が増した話」への1件のフィードバック
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