進学してから忙しいのか、芸能方面の活動そのものがあんまりなかった木下美優ちゃん。舞台出演するというので行ってきた。
遅くなりましたが #じゃじゃ馬ならし 全16公演が終了しました。
毎公演沢山のお客様に見ていただけて幸せでした。ありがとうございます。
ビアンカとして生きたこの期間は宝物です。
楽しかった!じゃ馬大好きすぎる!じゃ馬は終わってしまいましたがこれからも頑張るのでよろしくお願いします。 pic.twitter.com/P8Sa4tyYkm
— 木下美優 (@kinomiyu218) 2017年11月13日
SP/ACE=project
Casual Meets Shakespeare『じゃじゃ馬ならし』
2017/11/9 19〜 Bチーム ラゾーナ川崎プラザソル
原作 W・シェイクスピア
脚色・演出 松崎史也
Bチームキャスト 三上俊 / 荒田聖 / 木下美優 / 田口涼 / 船木政秀 / 澤田拓郎 / 小林賢祐 / 渡辺隼斗 / 佐藤和斗 / 小川里彩 / 津田幹土 / 田中里奈 / 高久健太 / 近藤亮磨 / 浅尾啓史 / 遠藤拓海 / 松崎史也 / 朝倉祐太
会場はラゾーナ川崎プラザソル。彼女をはじめて観た場所だったりする。
例によって仕事終わりに向かった。カフェでコーヒーを一杯だけ飲み会場へ。
受付し、入口でパンフを買って中へ。席は指定、チケットに記載されてたのは奥寄り、後ろから2列目だった。客席は適度に傾斜があって観やすそうだなあ、珍しく当たりかなあ、と喜んでいたら、後から来た巨漢が見事に目の前に着座。ちょうどステージ中央が見えないいつものパターン。なぜ?(苦笑)
周りに空席がなくなって、開演。
2013年より、Casual Meets Shakespeareと銘打ち、シェイクスピア作品の脚色新訳、演出による公演を試みている。
Profile
『じゃじゃ馬ならし』は知ってるようで知らない。でも観ていると「これは演出の違いこそあるけどわりと原作に忠実だなきっと」と思うようなお芝居だった。
役者は若く、衣装はポップなパステルカラーで、そこここに現代っぽさも感じさせる、まさに『Casual Meets Shakespeare』な内容。古典らしい話の安定感と、肩の力が入らない軽やかさが同居して、僕みたいなイイカゲンな観客でもすごく楽しめた。
細かく言わないけどキャストはどれも風貌含めピッタリでしたね。
主演〝じゃじゃ馬〟ケイトの荒田さん、女子プロレスラーみたいで観てて楽しい。対照的に、一見かわいらしいが腹の中真っ黒そうな美優ちゃんのビアンカは、(かつて小悪魔的と思ってた僕には)らしくてよかった。これまでもそういう面がある役あったけど、今回はより確信犯的で、年齢とともにそうなっていくんですねコワイ。
原作からしてすごく皮肉っぽいんだと思うけど、そこがいやらしい感じじゃなくて、あくまでポップでハッピーな作品の雰囲気になってた。イメージフォトとかで期待したとおりで、足を運んだ満足感にそのままなってる気がした。カーテンコールにもそれは表れてたし。
終演後は、キャストさんは衣装のままあちこちで面会タイムになってた。僕もひと言と探したんだけど、美優ちゃん会場外でガチっぽい客に囲まれてたんで「…まあいいや」とそのまま帰ってしまった。一年以上ぶりだっていうのにこの淡泊さ。
Casual Meets Shakespeare
『じゃじゃ馬ならし』
全公演終了致しました。ご来場、誠にありがとうございました。公式HPにて本公演のDVDの通販を開始致しました。是非ご利用くださいませ。https://t.co/BrmUG94cBB #じゃ馬 pic.twitter.com/diveIL1KIo
— SP/ACE=project (@sp_ace_p) 2017年11月13日
ちなみにBチームとGチームのダブルキャスト、BoyとGirlって意味なのか、もう一方のGチームは役と役者の性別を入れ替えた趣向だったのをパンフレット見て知った。そういうの増えてるのかな。っていうか、お客さんに女性が多かったのって男性キャストの多いBチームだったからなのか。そうなのか。