コンカツデータが身につまされる話

森累珠さんはちょっとごぶさた。行かなかった深い理由はなかったハズ。都合悪いのが続いたし。

でも今回、行く方の理由は明確で、

今回のコンカツ狂騒曲で舞台での活動は休止させていただきます。
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もともと映像系がやりたかった人で、そっちへ注力するから舞台はやらないってことらしい。個人的には舞台の生の肌感覚が好きなんで、最後だし行っとくかっていう。

ピウス企画 『コンカツ狂騒曲』
2016年12月20日 19:00〜 Aチーム公演 サンモールスタジオ
作・演出:桜木さやか
舞台監督:本多亮太
【シングルキャスト】
今吉めぐみ / 小野瀬みらい / 水崎綾 / 水野絵理奈 / 木村若菜 / 上谷佳澄 / 大野清志 / 藤岡豊 / 風太 / 武原広幸 小玉百夏 / ウチクリ内倉 / 加藤学 / 山﨑雅志
【ダブルキャスト Aチーム】
丸山雷電 / 森累珠 / かとうみゆ

いわゆる『ルド女』との関係で、初見さんって感覚でもない。何度かみた役者さんもいたし、会場もいっしょだったし。

新宿三丁目駅から徒歩。少し時間があったんで、前来たときにも気になってた角のカフェ『cocochiyo cafe』で気持ちよく休憩して、開場時刻を過ぎてからゆっくり入る。席はもう半分以上埋まってて、安定の最後列へ座った。じき開演。

とあるオフィスを中心に、婚活に励む女性たちのてんやわんやを描く(すごく割愛)お話。ルド女では高校生だったお馴染のキャストさんたちも、今回はほぼ実年齢の役柄で、それが逆にギャップを感じたり。「白馬に乗った王子さま」と「カエルの王子さま」がからみ合うストーリーは基本コメディなんだけど、ときどきドキッとさせる部分があって、そこがすごく気持ちよくハマった。最初はわりと説明不足のまま強引にガーッと突き進むんだけど、後でちゃんと回収される感覚的なところはやっぱり好き。

テーマが「婚活」ってことで、感情移入できなそうだなーと思ってて、それはやっぱりどうしてもそうだったんだけど、意外にも婚活してるその周囲には共感できる部分も少なからずで、お話しそのものへはうまく乗れたような。

山﨑雅志さん演じるストーリーテラーの緑君がそれで、あの感じはすごくいい。終演後のあいさつで今吉さんが話してた緑君のセリフ、たしかにすごくよくて、他にもそうだったんだけどこの緑君の導きのセリフがこのお芝居の良さだったなあと。

それと、この緑君が「日本の結婚事情に関する統計データ」を、客席に問いかけつつ紹介していくくだり。あれはためになる(?)反面、身につまされる部分もあった。そしてそれが、お芝居に感情移入していくための触媒にもなってたなあと。

ジャイ子役の小野瀬みらいさんが雰囲気的に好き。根暗なブスのなかにある上品で凛としたところ。オフィスの美人たちは下品さを表に出してて、そことの対比がきれいだったし、後半に生きてた。それと、いろは役の小玉百夏(こだまもか)さん。表情やしゃべりの自然さが清々しいJK役が、だから父親の浮気疑惑に揺れる感情の表現も自然に入ってきた。ツイッターみると雰囲気違って、髪形は大事だなーと。

いちおう“お目当て”のるいちゅは、JK三人組のなかでも子分肌のおバカ系の子。過去の公演でも表面上はそういうふうなキャラがあって、たぶんらしさの一つなんだよなと。

終演後は、ステージ前でチェキ会しつつの会場じゅうで面会タイム。面会はなぜかロビーでやってる人が多くてぶっちゃけジャマだった。会場内の方が空いてるってなぜ。

なんとなくただ待ってるのは気が引けて、チェキ券買った。るいちゅとは10月のバースデーイベント以来2ヶ月ぶり。舞台や個撮へ行けなかったりだったんで「久しぶりっすね」と声かけたんだけど、向こうはそんな気持ちを知ってか知らずか「そうでもないでしょ」とサラリ。つめてえー(笑)

上演時間は1時間55分と長め。寄り道もせずに帰ったけどもう遅くて、年末にはそこそこ強行軍だった。

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