二度目のあゆあづ朗読会はよだかになって泣く話

前回の撮影会、締めの告知タイムで「やるよ」って言われて、かなり楽しみにしてた。というのも、二人の朗読会『星の王子さま』がとてもとてもよかったので。

あゆあづ定期朗読会
『宮沢賢治』
2016/9/3 13:00〜 エビス駅前バー
出演 榎あづさ / 松井あゆ

場所は同じくエビス駅前バー。店内はまだ空調入れたばかりなのかじっとり暑い。でも寒いのヤだから直射されない端の方へ行ったら、「そっち涼しくないけどいいですか?」とか言われる。まあそうだよな。

先ず最初は「双子の星」を二人の朗読で。

初めて聞くお話で、宮沢賢治の童話に抱いてるイメージでいうと、そのなかでは表のストーリーかしら。小さな双子のお星さま「チュンセ童子とポウセ童子」の話。あの銀河鉄道とも共通するみたいな部分があるみたいな、真っ直ぐな心のお話。

後で思うと、前に聞いた星の王子さまとダブらせて聞いてたかも。聞きながら想像する世界の風景とか、似せちゃってた部分があったかも。

その後はチェキタイム&トークタイム。

続いて「やまなし」は、松井あゆちゃん単独。

これは有名だし、僕は小学校で読んだ記憶があったから、その当時の記憶にある風景と、新たに獲得した写実的な風景のちゃんぽんになった、それでいて美しい絵画を眺めみるような気持ち。

川面の下からみるゆらゆらゆれる空とか木々とかそういうの。

最後は「よだかの星」榎あづささん。

これもいつしか読んだ記憶があって、しかも暗いイメージ。そしてぼんやりと好きな話だったっていうイメージ。

聞いててわかった。もうよだかに完全に感情移入。よだかは僕。

霧がはれて、お日さまが丁度東からのぼりました。夜だかはぐらぐらするほどまぶしいのをこらえて、矢のように、そっちへ飛んで行きました。
「お日さん、お日さん。どうぞ私をあなたの所へ連れてって下さい。灼やけて死んでもかまいません。私のようなみにくいからだでも灼けるときには小さなひかりを出すでしょう。どうか私を連れてって下さい。」

泣く。

あづちゃんのよだかはもうとてもよかった。こういう影のあるのを演じられるのっていい。あゆちゃんのカニはかわいらしくて、あゆちゃんのあの独特の甘えるしゃべり方がぴったりだった。

朗読会っていいよねー。心象風景がぶわーって脳裏に広がってって、そこに素敵な声の語り部がさらに色をつけて。入り込めたらもうすごくいい。

難点は、そうなると読んでる人のことはあんまり目に入らないことだな。せっかく目の前にいるのに。

最後に、青空文庫へのリンク貼っときます。

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