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面会をバックレたら有罪の話

森累珠さん、また出演が決まる。

劇団空感演人プロデュース公演
「十二人の怒れる人々」
2016/9/1 18:30〜
会場 東日本橋 AQUA studio
原作 レジナルド・ローズ
脚色 藤森一郎
演出 栗本有美子
出演(C班) 雨宮祈織 / 植代優莉葵 / 上原恵美 / 加藤尚史 / 川守大貴 / 坂本璃奈 / 髙木聡一朗 / 中村玲奈 / 松田実里 / 森累珠 / 弓野航平 / 吉田和生

三谷幸喜の「12人の優しい日本人」は観て知ってて、有名な原作があるのも知ってて、でもそんなには詳しくないよっていう体での観劇。上演80分。

こういう古典というか名作というか、そういうのを体験できるのもいいよね。

アクアスタジオは40席くらいの小さな箱で、ほぼ満席。

原作はレジナルド・ローズの「十二人の怒れる男」。12人の陪審員が、裁判を終えて票決をする部屋でのやりとり。ほんとにそこ一部屋だけの密室劇。定番中の定番だし、お話の中身は割愛。

ほんとの原作は観てないのだけど、わりとそれに忠実なつくりだったのかな。出演者は半分以上が女性、役者は若い人ばかりだったから、話の深刻さや重厚さよりも現代劇っぽいテイストで、サスペンスドラマ的にテンポよく進んでく感じだった。

森さんは11番。カタコト喋りで、またクセのある役やってるなーと。

2度目以降ならもっとあっちこっち見るんだろうけど、一回目だったし、ストーリーの中心を集中して見てた。密室劇で舞台上にずっといるから、一人の役者さんだけずっと見てたらそれもまたおもしろそうなんだけど。

終演後は客席で面会できたんだけど、アンケート書いて、書き終わったときにはるいちゅまだ別の人と話してて時間かかりそうな雰囲気で、後ろみたらご同類っぽい人もいて、あー、まだこうやって待ってんのムリだわーって逃げ出した。るいちゅにはそんな姿をきっちり確認されてたようだけど。

いいのよ、面会でわちゃわちゃするためじゃなく、お芝居観に行ったんだから。

楽しかったっす。