唯一アマゾネスじゃない話

大和田紗希ちゃん出演の舞台。前が2月の朗読会だから、しゃれじゃなく年1、2回ペース。貴重な出演。

大坪企画vol.3
『アマゾネス ~return of the amazons~』
2016/7/22 19:00〜 上野ストアハウス
企画 大坪貴史
作・演出 大和田悟史
キャスト 熊谷知花 / 倉田あみ
中山来未 / 花音 / 影山靖奈 / 末吉咲子 / 玉城莉奈 / 松本優美 / 来栖梨紗
加藤真由美 / 花田千紘 / 森智子 / 亀井美緒
水野絵理奈 / 石川美樹 / 田中里実 / 本郷まい
大和田紗希

事前にトレーラームービーが公開されてたんだけど、内容はティザーみたいな感じで、よくわかんなかった。実際、観劇したあとでもそう。

例によって事前に情報は入れずに当日。

会場は上野ストアハウス。上野駅ナカではかつてよく食べたロコモコがメニューから消えてて、しょうがないから行く途中の蕎麦屋で冷やしをすすってから向かう。

受付で名前を言うと、大和田紗希予約特典のメッセージカードが(いつもありがとうございます)。時間はちょっと押してたらしくロビーで待って、開場と同時に入る。珍しく自由席だったんで、後ろを気にしなくていい(例え前のヤツがジャマでも自分がキョロキョロできる)中央最後列へ。

物語は、ちゃんとアマゾネスのお話。ちゃんとって言ったらアレだな。ギリシャ神話世界のそれに通ずるお話。テセウスとかも(設定として)出てくるし。後から調べたら、映画『アマゾネス』からの流れも強いみたい。王アンティオペと衛士長オレイセアの関係を軸に、四勇士、四賢者、七人の若者で女だけの戦士集団アマゾネスを描く。

オープニングから殺陣で、戦士の国のお話だけあって戦闘シーンが多い。アマゾネスだけに役者さんもみんな女性なんだけど、この殺陣は間合いが近くて迫力があり、なかなか堂に入ってた。

役者が客席中央の通路を駆け抜けるシーンがけっこうあったんだけど、でっかい剣をもってダーッと走ってくのは、通路横にいたからけっこう怖かった。衣装の端が僕の肩をかすめてったり。その度に、女の子だけにちょっといい匂いがしたり(笑)

も一つ。演出にはちょいちょいシュールな笑いの要素があって、爆笑を誘うっていうより口の端で「ふへへ」って笑うような、そういうのもけっこう好きだったり。

ギリシャ神話の物語だけど、ちょいちょい現代劇っぽいのを挟んだり、『ハウリルハウゼンの獣』の仕掛けとか、歌舞伎の白浪五人男的名乗りが妙にかっこよかったり。エンタメを意識した演出は、2時間20分の長丁場もあっという間だった。

お目当ての大和田紗希ちゃん(演出の大和田さんではない)は、唯一アマゾネスじゃなくて、敵対するギリシャ人のフェードラ役。実はアンティオペの愛するテセウスの正妻で、アマゾネスへの憎しみをあっけらかんと、なおかつ残酷に表明するあたりの演技は、本人の素の部分(!)も活かしてなかなかよかった。おっかねー。

個人的には四賢者と、ペネロピが好き。モルバディア役の水野絵理奈さんはルド女で知ってたから安心して観てられた。ペネロピの来栖梨紗さんは、佇まいが好きなのと、『むくれ』の雰囲気の奥にある可愛げがよかったのと。

終演後の面会はロビーにて。22日ソワレにしたのは紗希ちゃんが「この回は自分推しがいない」って言ってたからで、おかげで面会もわりとゆったりまったり。いきなり「太ったでしょ」って言われたのはアレだったけど(笑)

帰り道は足が軽かった。お話はハッピーエンドじゃないんだけど、爽やかさ気持ちよさみたいなものがあったんで、いろいろ思い出しながら帰るのがじとじとせずに楽しいのね。楽しかったです。

さて、紗希ちゃん次回はいつになるのか。急かしはしないですけどね。ゆったりまったり待ってます。

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