レポート > 演劇・映画 > 古典のミュージカルだけどわりとふんわりと観た話

古典のミュージカルだけどわりとふんわりと観た話

三浦孔美さん出演のミュージカル『真夏の夜の夢』。古典だけど生で観たことなかったのもあって行ってきた。

アプローズミュージカル 郡司行雄プロデュース Vol.133
ミュージカルファンタジー「真夏の夜の夢〜LOVE」2018
2018/8/2 19:00〜 夢組 ムーブ町屋
原作 ウィリアム・シェイクスピア
制作総指揮・脚本・演出・振付 郡司行雄
音楽 玉麻尚一 / 片野真吾
制作 大木香枝
キャスト 郡司行雄 / あみ / 小野剛聖 / 早馬充 / 菅美咲 / 三浦孔美 / 河原洋一郎 / 片倉いろは / 大上のの
馬場泰光 / 生島稜大 / 松田将平 / 小川紘海
大和亜也 / 陽向桜久 / 桜木彩羽 / 江崎かれら / 平井志奈 / 河合瞭 / 福森まあい / 中村有沙 / 遠藤叶彩 / 柳井楽々
シンガー 小池千恵 / 中村優良 / 早野由美 / 菩提行 / 田中真由
ダンサー 田村葵 / 中野恵梨香 / 岸波華萌

初めてのミュージカルだって言ってたけど、大きな役でびっくりした。元アイドルなんだから歌って踊っては出来るんだよね。あんまりそういうイメージないんだけど(笑)

ムーブ町屋は、町屋駅からそのまま続いてる建物の中で徒歩0分。そんなに近いと思わなかったから、その建物にあるファストフードで軽く腹ごしらえ出来たのはよかった。

時間前になって、エスカレーターを昇る。

事前振り込みで買っておいたチケットは、入口受付で名乗って受け取った。いっしょに渡された封書には三浦さんのメッセージカードも。物販では特価500円のパンフレットも購入した。

物語的な意味で、あんまり真面目に観ちゃいけないよなって思って、かなりふわふわした感覚で肩の力を抜いてみた。座席はかなり後方で、角度があって観やすいし、そういう俯瞰でみる気持ちにはピッタリだった。客層は、あんまりお芝居見物の経験がなさそうな、言っちゃうと近所のおばさんみたいな感じの方も多かったような。それはそれでいいよね。

ストーリーは説明いらないよね。やわらかく現代アレンジも少しあったものの、本来の古典から逸脱するようなこともなく、堅実だったと思う。役者さんは、すごくベテランから新人子役まで雑多で、そこが逆に面白かった。

ミュージカルだから歌やダンスの部分も楽しみで、ダンスではパック役がどうしても目立ってた。あと職人たちね。妙にチームワークいいの。

三浦さんのヘレナは特徴的な声もあってなかなか印象深かったんじゃないかしら。そしてどうしても悪女っぽい役なのな(笑)

出演者数が多いから、終わりのみんな出てくるあたりは賑やかで素直に感激してしまった。古典の古典らしいよさっていうか。こういうのちゃんと観ておくの後々大事じゃないかしら。

終演後はロビーで面会タイム。

いちおう三浦さんとこへ行ったんだけど、お芝居とははちゃんと観ちゃう上に批評精神が出ちゃう厄介だから役者にうれしいことって言えないんで、わざわざ終わってすぐに会ってそれじゃあどうしようもないでしょ。だから面会って苦手なんですよね。そういう感じでした(笑)