エンタメ感を大いに楽しめた氷雨丸の話

パンフレットのイメージは耽美系なの? どっちかというと苦手な部類なのかなって思ってたけど、行ってみたら逆に好きな方向で、かなり楽しかった。

レティクル東京座 D<ダーク>エンタメ公演
氷雨丸 -常花の青年遊廓-
2018/6/8 19:00〜 新宿村LIVE
脚本/演出 赤星ユウ
舞台監督 住知三郎
出演 青海アキ / シミズアスナ / 雨宮慎太朗 / 古俣晨 / 星秀美 / 中三川雄介 / 山本沙和 / 秋葉友佑 / 紅葉美緒 / 田邊俊喜 / 木村卓寛 / 坂本真一 / 一之瀬嘉仁 / 西尾来人 / 齋藤明里 / 五十嵐啓輔 / 平塚千瑛 / 春野恵 / 真辺彩加 / 楊木賀央里 / 小川恭平 / 福井清香 / 木内海美 / 大友沙季 / 安曇真実 / 吉田里奈 / 星乃彩月 / 西連寺亜希 / 千葉瑞己 / 早山可奈子 / 天音 / 中村紗由紀 / 夏井魚々子 / 三浦孔美

会場は新宿村LIVE。僕が行くのは小劇場ばっかりなんだけど、ここは見やすいっていうイメージ。当日にセブンイレブンで発券したら、券面に「A列」ってあって、最前?ってビビったんだけど、その前にXA〜XC列があったのでした(笑)

客席は7〜8割が女性?

設定はファンタジー。未来の日本、東北の、えーと、けっこうぶっ飛んでるから文面にするとややこしいな。分割統治されてる東北のヤバい将軍様が作った青年遊廓『常花新地』へ、流れ者のサムライ・氷雨丸がやってきて、『常花非人』(さっくり言うと男娼)とチョメチョメ。からの〜チャンバラもありつつのエンターテイメント作品。

個人的には『禽獣のクルパ』を思い出した。

なんつっても特徴的なのが、役者全員の顔が白塗りってこと。面白要素じゃなく、先鋭アートの方向に近い演出で。板の上だと違和感ないのね。衣装もかなり凝ってて、どこに属する役なのか一目でわかりつつ、とても魅力的。

役者さんたちは過去に観たことあるの天音さんくらいだったけど、それぞれがすごく個性的で作品に入り込みやすかった。徳川セラフィーマ役のシミズアスナさんの常時ヒステリックなのとか、帰命法師役の齋藤明里さんの可憐で強がってる感じとか、ウシロメ役平塚千瑛さん・テノメ役春野恵さんコンビのヤバい笑い声とか。天津木村氏がこういう役者やるのかって驚きとか。

お目当ての三浦孔美さんは、常花新地へ通う客の一人ナガメ役。洗脳されやすそうなタイプっていうの? 他者への依存心が強くて脆そうな感じは意外と似合ってました。

演出として、文語的な表現がちょいちょいセリフに入るんだけど、難解さを和らげるためもあるのかプロジェクションで壁にセリフや歌詞が映し出されるのが、それを目で追うべきか、役者を見るべきか迷うときがあった。これはたぶん何回も観に来るお客さんじゃないと咀嚼しきれないんだろうなあと。助けにはなったからダメじゃないんだけどね。

殺陣とかチャンバラ、動きのあるシーンはなかなかにダイナミック。登場人物はかなり多いのに、多いなあって思わせないバランスでしたね。いや、最後の撮影OKタイムで並んでるときはさすがに多いなあって思ったけど。

終演後は、どうやらレティクル東京座の公演はキャスト面会をやらないらしい。面会苦手感が増してるからそれって安心! …かと思ったら、帰りは物販がけっこう時間かかってたいへんだった。あれ。みんな買ってるブロマイドの捌きが悪いの。僕はパンフレット買うだけだったんだけどね。

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