映画「根矢涼香、映画監督になる。」。森累珠さんが舞台挨拶するというので行ってみた。
コロナ後に映画館へ行くのは実は初めて。だからって別にどうとは思わないんだけど。
上映場所はアップリンク吉祥寺。吉祥寺駅からすぐの、パルコ地下2階。前日にWebでチケット購入(座席位置指定画面がChromeで崩れて表示されたのは苦笑)したのだけど、座席はぜんぶ一席ずつ飛ばしのソーシャルディスタンスだった。
(買った後で気づいたアップリンク代表・浅井氏のパワハラの件は、訴訟外での和解ってことになったけど「円満でない」ってあたりきな臭さが残りますね…。)
当日。月曜夜の吉祥寺はコロナウイルスの影などみじんも感じないほどもうすっかり人混みで、ちょっとうんざりするくらいだった。写真撮るために何度か来たことがあるくらいの街だけど、そのときも街の空気はかつての「吉祥寺」のイメージとはかけ離れた有名チェーン店ばかり並ぶ安っぽさで、その色は濃くなっちゃったみたいだ。
軽く食事してから会場へ。アップリンク吉祥寺はかなり小綺麗で現代的な作りのシネマだった。座席ではドリンクのみOKだというんで、ジンジャーエールを買う。森さん曰くビール推奨だったみたいだけど、アルコール入れて映画観ちゃうのは作品理解の上でちょっと障害かなと。
見知った顔のヲタと話してたら、森さんとお連れの方(笑)がいるのに気づいて、ちょっとだけあいさつ。
「根矢涼香、映画監督になる。」
2020/9/28 19:25〜 アップリンク吉祥寺
監督・脚本:上村奈帆
出演:根矢涼香
水石亜飛夢 / 上田操 / 小林沙耶 / 景山慶一
関幸治 / 椚ありさ / 青戸しの / 時岡司
和田優香 / 森累珠 / 小野匠 / 今治ゆか / 古木将也
二見悠 / 大西けんけん / オノミチ / 小田篤 / 太田翔子
主題歌:HumpBack「行きて行く」
上映時間は30分ちょっと。主人公の涼香(役名も実名)が憧れの映画製作現場でもやもやし続ける話。酷い要約。少し前に大ヒットした某止めるなに似た部分があったんだけど、それ狙ったんだよね? よりアオハルっぽさが強くて、なんかこう、清々しい(?)後味だった。細かい演出が映画作りしてる方々には頷けるような仕掛けがあるらしくて、そういうのをまぜる部分にも遊び心が(わかんないなりに)伺える。
ネタバレ恐怖症なんで内容についてはあんまり書かないっす。
上映後は、上村監督と森累珠さんとの舞台挨拶というかトークショー。撮影時のエピソードトークは楽しい。作品には監督の実体験が反映されてるんだろうなーという。その後はエントランスでサイン会。パンフレット(1,000円)を購入して、表紙にお二人にサインをもらった。記念に写真撮ってる方々もいたようだけど、家も遠いしさくっと退散。
映画館でみるのはやっぱいいね。換気の部分とかいろいろ報道でみてるけど、密室っぽいわりに安全だよってのも知ってるし、またタイミングみて行こうかな。