およそ二ヶ月ぶりの観劇は、千本桜ホールでのあるひさん出演、ゴブさん演出舞台。
いつもどおり前もって調べずに行く。学芸大学駅前の日高屋で昼食を済ませて、千本桜ホールへ。開場時刻ちょうどくらいだったけど入口前にはもう列で、入ると席はけっこう埋まってた。空いてた最後列に座ったんだけど、その後に来るお客さん対応で席が足されて最後尾じゃなくなった。後ろに人がいると遠慮して浅く腰掛けちゃうのがなあ。しかも前には(また)座高の高い人で、ちょっとジャマだった。もう。
劇団SPACE☆TRIP 第13回公演
門星家の秘密 第三夜
~史上最大の家族喧嘩!魔界のシシャたち大襲撃で大迷走!~
2017/10/28 13:00~ 千本桜ホール
■CAST: 田沢涼夏 / 椎名香奈江 / 江里奈 / 橘あるひ / 神崎晴香 / 松樹侑奈 ノンシュガー 遠吠え
水野以津美 / 笹木ありさ / 天音 / 235 / 織田唯愛 / まえばらかな / のもとあき / 三宅ひとみ
■演出/脚本: ゴブリン串田【イントロダクション】
新しい家に満足気なのは普通の女の子『門星麻友』。しかし、彼女には秘密があった。麻友は18年前のハロウィンの夜にオオカミ女に拾われ、モンスターに育てられた。そう、彼女の家族はモンスターなのだ!!
母親変わりのドラキュラ『ルビー』、父親変わりのフランケン『ルイス』、妹代わりのピクシー『リリー』、お手伝いのゾンビ『ビネガー』、そして、彼女の姉(自称)として育てたオオカミ女の『キリカ』。
そんな一風変わった家族が繰り広げる、ホラーコメディ!!
SPACE☆TRIPがお送りするのは、過去に2回上演された、「門星家の秘密」の第三弾!! 今回も、人間の女の子「門星麻友とモンスターの家族達」が、ハロウィンの時期にぴったりな、ハートフル・ホラーコメディをお届けします!!
トイレ済ませて、前物販は回転が悪そうだったから回避。ゴブさんのあやしい前説アナウンスがあって、開演。
「門星家」は第二夜を観たから、設定とか登場人物への理解はすぐ思い出せた。お話は舞台にありがちなわりとぶっきらぼうな展開から始まって、このペースだと早すぎない?って心配などする。
主演の麻友役・田沢さんは、前回の麻友に比べると真っ直ぐ前向き、主人公らしさが感じられるキャラクター。後で知ったけど ANNA☆Sなのね。椎名さん、江里奈さんといういつメンは安心感しかなくて、特に江里奈さんの雰囲気はやっぱり好き。松樹さんは役にぴったりなのもあったけど、ライブアイドルだけあって遠吠えが素晴らしいね。
あるひさんは前と同じ役で、客イジリもあったりでこれも安心感だったけど、ちっちゃかわいいキャラを今回は天音さんが二分してた。いっつみーさんはあるひさん以外で唯一ツイッターでフォローしてるのでやや贔屓目で観てたんだけど、あの特徴的なしゃべりキャラってエスパーのときもそうで、まさか、あれが地じゃないよね?(笑)
235さんの立ち位置って、これまでふでさんとかがやってたところなんだと思うけど、役者というより人生のキャリアの未熟さが垣間見えちゃうのが、逆にふでさんの偉大さを際立たせた(違う) 個人的にはああいうの好き。
悪役の笹木さん、罪悪感ナシにあっけらかんと悪事に手を染める真性っぷりがよかったです。もう悪い人にしかみえない…。
お話は客席参加型での分岐とかもあったけど、そこまでひっくり返るようなカオスはなくて、ちゃんと高まるシーンもあって、エンタメとして楽しめました。
終演後はすぐにステージ上でミニイベント。パンフレットに各々が書いてた「昔したイタズラ」を膨らませるトークイベントで、内容よりもわちゃわちゃした雰囲気が楽しかった。ここのパンフは写真が今イチに感じたこともあったけど、今回はよい出来かと。
その後に物販とサイン会。パンフレット買ってあるひさんからサインもらった。キャスト3人ずつであるひさんの出番遅かったから、客席で30分くらい待ってたんだけど、様子を眺めてるだけでも意外と楽しかったのは不思議。
ここで観るゴブさんの舞台って、最前列の客イジリはもう毎回っぽい。いつも後列だからいつか体験してみたい気もするんだけど、満足感あるから別にいいのかなあ。