ちっちゃいバーでちっちゃいフランス革命前夜を体験する話

あゆあづ共演のお芝居を。

エビス駅前バープロデュース
「マリー・アントワネット」
6/6 19:00〜 エビス駅前バー
脚本&演出 深谷晃成
出演 榎あづさ / 大沼優記 / 川島佳帆里 / 松井あゆ / 國枝大介 / 兎谷和人 / 本城雪那

エビス駅前バーは、この前「星の王子さま」朗読会で一度来たからもう安心。30分前に開場のはずが、少し過ぎて到着したけどまだ列は並んでた。そういや前回も待たされたんだよな。

入場して、ワンドリンク頼む。席に座ってもやることないからぼーっと座ってたんだけど、後から入ってくる客層がどうも予想してたのと違う。女性とか子ども(大学生くらい?)ばっかりで、ドリンクにアルコール頼んでる奴がぜんぜんいないの。バーだぞおい。仕事帰りふうも数人いたけどジンジャエールとか。バーだぞおい。自分が場違いなとこへ来ちゃったのかと落ち着かなかった。

思ったより客数は多くて、ほぼ満席。でもどうやら公演期間中でも混んでた日らしくて、空いてるときはぜんぜんだったみたい。店の入り口も「舞台の一部」で、その関係で遅刻は厳禁。なのに予約客で一人来ないのがいて、そいつ待ってたぶんちょっと遅れて開演。

「マリー・アントワネット」のタイトルと違い、バーカウンターをそのまま舞台にした、ニッポンの会社世界のモヤモヤドロドロしたお話。仕事の出来ない社長令嬢アンドウマリに引っ掻き回される、営業1課の面々を描く。サラリーマンの悲哀が身につまされること請け合い。バーテンの演出も気が利いていて楽しい。

見ながらわくわくしてた。こういう等身大の物語って大好き。

役名だけじゃなく、マリー・アントワネットを取り巻くなんとなくフランス革命前夜っぽいお話の流れもあるようなないような、もちろんそこに引っかけてはいるんだけど、そこがいちいちユーモラスというか。

あゆちゃんは、マリーに従う世間知らずの新人社員なんだけど、そこの従属具合と自我のバランスがまたおもしろくて、終盤には何故か勝手に盛り上がってしまうんだけどそこのテンションもまたおもしろくて。あづちゃんとの関係性もどこかでオーバーラップしてるようで。

しょうがねえなあ、ってニヤニヤするようなエピソードが連なって、これ、どうやって話を締めるんだよって。褒め言葉としての「くっだらねー(笑)」が迸ったエンディングだったんだけど、もうずっと僕あ笑みを浮かべてましたね。やあ、楽しかった。

19時からの回は、終わりが20時半。21時からはもう次の部なので、終演後の面会はチャッチャッと済ませないといけないみたいで、加えてお客さん多かったから話せたのはちょっとだけ。でもよかった。

大きなホールじゃなく、20人でいっぱいになるバーでのお芝居。こっちの方が好きかもしんない。

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