夏以来の「アイドルライブ撮影熱」は、ピークは過ぎたけどいちおう維持してる。本来のポートレート撮影はモデルに逃げられた——表現が悪いな。別活動が盛んになったとか、タイミング合わないとか含めて機会が減った——ので遠のいてて、それでもカメラ動かさないとっていう強迫観念の逃げ道になってる。

アイオケが浅草VAMPKINでやってる月イチ定期公演「アイオケ水曜日」(今回は水曜じゃないけど)に二度目マシテ。一度目の8月は知らずに後方エリアへ入っちゃって撮影不可の洗礼を受けた(自業自得)んだけど、12月の今回はその反省からちゃんと撮影可の一般エリアへ。
アイオケ水曜日 Christmas Special 夜公演
2025.12.20 17:50〜 浅草VAMPKIN
アイオケ / SORRY.IDOL / 青山Rabness / BANZAI JAPAN
でもチケット買うタイミングが遅かったから、エリア内での最後方になっちゃった。まああんまり撮れませんわね。オタクの肩越し、隙間から覗いたタイミングでパチパチとやるしか。それでも満足できたのはライブが楽しかったからかしら。
このライブへ行くことにしたのは、場所が浅草っていうのも理由だった。行きたいカフェがいっぱいあるの。この日は「珈琲天国」。通りに面してるけどこぢんまりとした店内は密やかで、浅草って最近はもうかなり雑然とした賑わいだからすごくほっとできた。

VAMPKINへは開場時刻の15分前に着いて、エレベーターで7Fへ。入口前の通路には床にバミりの印があってそこに並ぶ。電子チケットの番号でだいたい予想はしてたけど僕は一般エリアのほぼ最後だった。

フロアでは前方エリアが3~4列、その次に一般エリアが3~4列くらいでステージまではそこそこ遠かった。もうちょっと近いのを期待して標準ズームレンズだけ持ってったのは失敗。常に望遠端で撮ってる感じだったし、それでウエストアップにすら寄れなかった。でも通しF2.8ではあるからノイズはそこまで酷くなくて、新調したMacでモリモリレタッチする分には快適だったけど。
遠いとはいっても、物販行ったらアイドルちゃんに「撮ってたね」って言われたりするくらいの距離でもあった。そこはアレ、ペンラも振ってるから目につきやすいっていうのはある。あざとカメラマン。
アイオケ
この日は大半のお客が主催であるアイオケのオタクで、だからオープニングにまず短めにアイオケが演ったのは会場が温まってとてもよかったのでは。まあ非協力的な原理主義的オタクはそれが終わると一旦出てっちゃったんだけども。列を譲るんじゃなく出てっちゃう。運営はそれを望むかっていう。
SORRY.IDOL

事前に調べたら「特定の一曲だけ撮影可」なのだそうで、この日のタイミングでの曲は『駆け引きシネマ』。ネットで曲の頭だけ聞いて覚えといて、そのイントロが流れたら慌てて撮りはじめるっていう。その曲以外はグループのカラーであるピンクにセットしたペンラ振ってた(なんか僕のやつのピンクってまわりより赤っぽいんだよなー)。
キレイ系のお姉さんっぽい感じで、後で調べたらグラビア経験ある人がいたからたぶんそれ。
青山Rabness

この日は目に鮮やかな赤衣装。
アイオケ以外のオタクがそもそも少なかった日だったけど、こないだワンマン行った反動もあって青ラビもそれはすごく感じた。わかってるふうなコールの少なさ。もともと正統派アイドルっぽい楽曲だから、最初はみんなしっとり聞いてる感じだった。

でもそこはビジュアルの成せる技なのかフロアはわりと好意的な雰囲気で、すぐ近くにいたこれもたぶんアイオケオタクが「(このグループ)かわいいな…」ってマジ口調で言ってるのおもしろかった(笑)

セトリは、そういう空気感が漂った数曲後に『マイアミ・ブルー』でポンッと雰囲気上げたのがじつに効果的に感じた。まあこれは僕が好きな曲だからっていうのもある。撮影可のグループなわけだけど、指名で入ったオタクとしてはただ撮ってるだけじゃなく(控えめに)湧いてる時間も作った。
BANZAI JAPAN
昨年末のにっぽんワチャチャの日本武道館ワンマンでのオープニングアクト以来。この日出演の4組中、ここだけどうしても撮影可/不可が不明だったから撮影せず。
打って変わってダミ声で強めのコールが一般エリア、ちょうど僕の右横でドカンと。それまでの空気とのギャップもあったし、アイオケオタもどっちかというといい人系だから馴染まないのか、だから僕の右と左とで隔絶した感じに。
和装の衣装とか笑顔の多いパフォーマンスとか、グループそのもののコンセプトはもっと間口を広くしたい感じだと思うんだけど、原理主義系のオタクがそれを狭めちゃってるんじゃないかって感じがもったいなかった。
アイオケ

クリスマス衣装で華やかに。何度か聞いた曲も多くて浅いオタクも楽しめた。会場の音響があんまりよくないのか楽器の響きにちょっと物足りなさはあったけど。

「ホーム」だっていうのがあるのか、メンバーの表情とかにも気持ちの余裕みたいなのがあって、あとで撮った写真見返しても営業笑顔じゃない「笑顔」がたくさん写ってた。ライブ撮影の写真って、SNS見たりするとライブ感より「顔がかわいく写ってるか」が重視されがちな気がするんだけど、僕は逆で顔がどうこうよりも、ていうか逆に顔なんか写ってなくても臨場感みたいな気持ちがあって、そういう意味では満足度が高かった。

オタクの熱量も当然アイオケのときは高くて、だから他より撮りづらいっていうのはあった。ペンラが見切れるのは構図としてキライじゃないんだけど、そもそも見えないのは見切れるとかいう問題以前なんで。撮可エリアで安心せずもっと早くチケット確保せんと。

後物販では並行だったSORRY.IDOLを除いた3組ともおじゃました。アイオケ運営は相変わらずで少々頼りなかった(笑) 青ラビは周囲に気になってるオタクも多そうだったけど、アイオケの隣だったから「浮気してるのを見られたくない」オタクの気持ちとしては行きづらかったろうなと。会場にはクリスマスツリーが何本か飾られてて、そこでチェキ撮るのは季節ネタになってよかった。アイドルもそれは同じらしくて、準備時間にやってきて自撮りしてる子も。
帰りは雨が降ってた。もうすっかり暗くなった仲見世通りを傘さして肩すぼめて歩くのは、趣よりも寒さが身に染みた。心はあったかでしたけども。