商業撮影会ってだいたい1枠が60分くらいなんだけど、1月10日にやったのは30分/枠のを2枠。企画としてもハッキリと「お試し撮影」と銘打ってた。翌日の11日はお試しでこそないけど、同じく30分枠を2つ。後から思えばトライアルの気持ちがこちらも無意識に高かった。

たまにはそういうのもいいなって思った。
10日。チェリッシュ撮影会の企画した「お試し30分企画 秋葉原エリア」。たまたまSNSで見かけてよし行くかって思い立ったの。モデルは薮内明さんと百々好さんで、どちらもハジメマシテ。ロケーションは秋葉原の電気街口。


時間が短いから移動範囲は限られてるし、結果としても二人ともだいたい同じ場所で撮ったんだけど、同じシチュエーションで違うモデルさんを撮ったからこその差異みたいなものもあったし、撮る側としても自然に意識してたとこも。
どちらも自己表現がしっかりしてて、撮ったのをその場で積極的に見たがってたし、見て確認してさらにっていう、本人の表現したい像+その日のファッション+ロケーションを考えてる感じがすごくした。助かります。

魚眼レンズを使ったのは、街の雰囲気から「こう撮ろう」っていう狙いがあったからだけど、実際に撮ったものはモデルさんに寄せたからちょっと違ったものになったかも。薮内さんはかっこいい系の衣装で、風があって乾燥した冬の空気感が出たらいいかなとか。カメラの背面モニターで見せたときに僕の語彙にはないいいフレーズを頂戴したんだけど、語彙にないだけに覚えてない…。

百々好さんは衣装こそアキバに寄せたカワイイ系も、表情やポージングは僕の中にあるカワイイ系ではなかったし、そのギャップみたいなとこがいいのかなと思った。これは先に魚眼の画を見せちゃってそっちへ求める空気にした僕のせいだったのかも。かも?

30分のうち23分くらいは喋ってたかな。「お試し」の意味って「カメラマンとモデルさん、お互いのトライアル」って意味だとして、どっちの振る舞いが正解なんだろうね。コミュニケートを厚くすべきなのか、限られた時間でバシバシ撮るべきなのか。
11日。Cute撮影会は年少モデルが大多数だから、体力的にも集中力的にも短めの30分枠が基本(ときには10分枠があったりもする)。だから別にお試しってわけじゃない。モデルはyuzunaちゃんはお初、いちかちゃんは三度目。


この日はスタジオ撮影。一部屋を何パターンかに分けてブースにした形で、屋外よりどうしたって同じシチュエーションになりがち。

衣装はどちらもあんまりスタジオに合ってなかった(笑) モデルさんの年齢や経験から来る意識の違いもあったろうし、そもそもアンティーク系の調度に似合う衣装を持ってなかった可能性も。でもそこまでおかしくはない?

yuzunaちゃんはポーズも表情も自由さそのまんまでよかった。まだこうしたらこういう写真になる的な心算がないんだよね。

いちかちゃんは「被写体やってる」意識が強い季節なのか、カメラ構えるとわりと正体しちゃう。表情も自信のあるとこへ揃えちゃってる感じ。そこを突き破る雰囲気づくりができるかこっちの力量が試されてるって感じかな。


スタジオには脚立があって、登るのは当たり前だろうって、下に入ってもらった。意味わかんないよねー。「壊したい」のよ。いちかちゃんは狭くて入れないって最初抵抗されたけど無理言って。脚立に限らず下に潜ってもらうのわりと好き。なんか小さく身を屈めてる仕草とか上目遣いとかがたぶんいいのよ。この日もけっこうよかったんじゃないかしら。
Walking Under a Ladder は縁起悪いらしいの後で知った……。


短い時間だったからこそ、そのなかでいろいろ試してやろうって気にもなったし、そういう気持ちがあったからこそ撮った写真もあった。普段はダラダラぶっつけで撮る気楽さが好きだし楽しいけど、たまには追い詰められて撮るのもいいですねって思えた。

モデルさんとの関係でいえば、トライアルから本戦昇格した例って実はあんまりない。別に二度目を避けてるわけじゃなく、トライアルさせてるくらいのキャリアだとわりとすぐ辞めちゃうから。そうならないといいですけれども。

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おまけ。11日にスタジオシェアしてたもう一人のカメラマン、雑談したら明らかにヤバい人だったけど、運営にチクった方がよかったかしら…。