一週間前にアイドルのライブを撮影しに行って、思いのほか楽しかったのと、撮り損ねた子たちがいて残念だったのと。鉄は熱いうちに打てじゃないけど翌週も行ってきた。ちょっと腰が軽すぎる気もする。

まだあったまったまんまの気持ちが持続してる感じ。ちょっと冷まさないとねー。
その撮り損ねたっていうのがEllememe。さっそく出演予定をチェックしてたら高円寺でのライブ出演を予定してて、出演者リストにSPLASH ACEさんの名前が。メンバーの明永凜花さんと詠黄泉さんは撮影会で撮ったことあるのだ。よっしゃ!知ってる人いた!行く理由!って感じ。

高円寺の街ってあんまり縁がない気がしてたんだけど、駅を一歩下りたらパーッと記憶が。以前よくお芝居を観にきてたんだよ。アトリエファンファーレとかシアターバッカスとか。ドトールっぽくないドトール高円寺南口店でモーニングプレートをいただいて、『コウエンジ・シンフォニー Vol.1』の会場であるライブハウス・高円寺HIGHまでは徒歩数分。

到着して電子チケットを開こうとしたら、電波状態が悪くて四苦八苦。ワンドリンクはあとでバタバタするのヤだったからすぐ頼んだ。ドリンクコーナーのスタッフお姉さんは接客がめっちゃ怖かった。あれはきっとバンギャ上がりでドルオタ嫌いだと思う(偏見)。
フロアは柵の前方がS、後方がA。Sがやたら広い。元々のライブハウスの間取りでいわゆるフロアがSにあたる場所で、ドリンク片手にまったりするのがAなんだとは思うけど、アイドルライブの席割りには不向きよね。実際Aで入ってるお客の割合がそこそこだったからSが空きすぎてて、演者にも「もっと前来ないの?」って感じだった。柵さえ置いとけばズルするやつなんてそういないんだから、前売りの案配でちょっと考えてほしい。

んで前回同様に撮影班の自重としてAの端の方へ。ステージ高くて広くて明るかった前週のセンクラと比べてどうかってのも興味だったんだけど、思ったより撮りやすかった。最前中央のオタクは後ろが見やすいようになのか遠慮がちだったし。まあそのせいで視界を遮ってきた小数がすんごい悪目立ちしたんだけど。
アイドルさんたち
全部で12組、うち撮影可は9組も、トッパーのMilieuは撮影可がMCのみだから撮らなかった。
Ellememe
二番手は、この日のお目当てその1、「ロリータの物語を紡ぐKAWAII歌劇団」Ellememe。

運営が元は声優アイドル的なのやってるとこで、Ellememeもメディアミックス展開なんかを考えてたっぽい。現状はわかんないけど。僕は単純に対バンでみたときに曲とかパフォーマンスとかで「あ、いいな」って思っただけなんで、認識としてはグループアイドルです。

「いいな」には「写真映えする」って意味でもそうで、だから初見では「撮影NGなのもったいないなー」って思ってたの(ホントはNGじゃなかった)。それでこうやって来たくらいなんで、けっこうマジメにたくさん撮った。ずっとカメコじゃなくて適度にオタクしてたけど。
こないだチェキ撮った葉月蒼依さんはものもらい(?)で眼帯してて、その写真は出すべきなのかどうなのって撮りながらちょっと遠慮してて、そのせいで枚数少ない。

けっこうお話できてた涼賀あかりさんは無意識に目が追っかけてたから枚数も多い。今回は彼女とツーチェキ撮った。


コンセプトに「歌劇団」ってあるくらいで、キャッキャしたアイドル的要素は強くなく、衣装もおとなしめなちょっとダーク寄り。ダンスもドラマティック系。王道アイドルよりそういう方が僕的には馴染めちゃう。
琴羽ゆな
ソロアイドルの琴羽ゆなさん。

某おねえさんの影響か、ソロの子は気持ちが応援しちゃう方向。若さと元気さって感じで見てて前向きな気持ちになる(確か18歳って言ってた気がする)。一曲くらいしっとり聞かせるのがあってもよかったかなとは思った。たまたまこの日やらなかっただけかも。
I♥tube

曖昧な干渉(撮影不可)
ふらっと物販寄ってみた。なんかギャルっぽい気がしたんだけど、本人たちはそんなつもりはないそう。
レプスルプス

Clapotis

MEMORI(撮影不可)
「めもりー」と伸ばさず「めもり」。メンバーの副島美咲さんは(たぶんグラビアで)名前知ってた。他にも舞台とかやってた子もいるみたい。グループのパフォーマンスとオタクの空気がちょっとズレてる感じがしたのは、タレント個人のファンがのこのこ来ちゃってるからなんじゃないかと邪推。後方からその背中みてて、グループそのものにつくファンとは毛色が違う気がしたのよね。
SPICE BOMB
表情もダンスも写真映えするステージングで、撮ってて楽しかった二人。

惜しむらくは前列中央にいたオタが自撮り棒につけたスマホをずっと掲げててすごい目障りだったこと。ジャマです。自分さえよけりゃいいの具現化ね。

気まぐれモンスター

ちっちゃい子担当(?)としては「オレのターン」って一瞬思ったけど、なんかこのグループのときは前列のオタクが視界を遮って撮りづらかった。それまでが撮りやすすぎたとも言える。演者がちっちゃかったっていうのもあるか。
ヤンチャン学園音楽部(撮影不可)
最近ミスヤンチャンの撮影会へ行ってたりもするから縁を感じなくもない。終わってから物販も寄ったらみんな人見知りしなくていい感じだった。
でも映像撮影スタッフは残念。最初新米がウロウロしてたのを、後から来た強面部長タイプが「ここでいいだろ」ってスタンド立てたのが目の前、SとAの間で、そこに腕組みして突っ立ってた。もしかしてAエリアが普通の観覧席だってわかってなかったんじゃ?にしてもジャマです。客の視界遮るなよ。
SPLASH ACE
トリは、この日のお目当てその2、SPLASH ACE。“命燃やせ!!🔥”を掲げて突き進む、“一瞬にすべてを賭ける"挑戦系アイドル。

SNSでいろいろやってるのはみてるし、SHOWROOMもたまに覗いてる。確かに身体を張った挑戦系で、みてて応援したくなる企画も多いの。本人たちのキャラクターはロック系の曲よりバラエティ色が強い挑戦系の方に近い気がする。



パフォーマンスは激しいから、写真撮ってるとキレイに撮れる瞬間は少なくて、そこはあんまり狙ってなかった、むしろ髪が乱れたりしてる方がらしい気がして。
帰りに3人全員とチェキ撮った。
撮影の感想とか

延べ4時間ほとんど立ちっ放しでけっこう疲れた。しかも帰ってからの現像作業。前週の1000CLUBとだいたい同じカメラ設定で撮ったら、会場の違いで暗い分ノイズが強いシーンが多くて、そのノイズ除去にかなり時間がかかった。ホントPC買い換えしないと。
あとで確認したら、ズームは開放寄りを使うのが多かった。70-300の130(35mm換算で200mm)らへんまで。単純にステージまでの距離が近かったからね。望遠端はほぼ未使用。
二週で大きくて広い会場と小さくて狭い会場、それぞれ比較して経験できたのはよかったし、それぞれ何となく感覚はわかった。はじめて行く会場でもこれに当てはめてふんわり予測できそう。
ほぼ知らないグループ、知らない曲ばっかりを撮ったんで、曲のどこでどういう撮れ高かみたいな知識がまるでなかった。欲が出ないって意味ではラクな気持ちだったかな。でも知った曲で「ここのキメポーズは絶対撮りたい」みたいなのも経験したい気がする。まあそこまで行くには何度聞けばいいのかしらってのはあるけど。
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