お互いに予定が立たないタイプなのか、橘綾乃さんとは前もって決めるよりも直近で入れられそうかの方が決めやすいんじゃないかって話になってて。まさにこの日は「撮影しましょう。明日空いてる?」を地で行ったのだった。
お目当ては猫カフェ。場所だけは前から言ってたんだけど。
何でも以前に一度行ったことがあって、そのときは仕事でだったからあんまりゆっくりできなかったみたい。それでも印象はよかったから「また行きたい」とは思ってて、でも詳しくどこのどういう施設だったかは曖昧で。それをたまたま最近見つけたのだそう。猫好きとしては断る理由もない。
さらさら流れる小川に、小人たちがひっそりクラス小屋。
水の音に耳をすまして、たどり着くのは猫たちがつくったヘンテコなお城。
訪れるたびに素敵な発見があるはず…。ようこそ吉祥寺プティット村へ。
扉を開ければ絵本の世界が広がります。
メルヘン感あふれる敷地内に猫カフェや雑貨・飲食店が詰め込まれたとこ。某撮影会で使われてたりもして、存在こそ知ってたものの行ったことはなかった。
吉祥寺駅で待ち合わせてからのろのろ向かう。僕的には吉祥寺って、世間の抱くイメージと違ってあんまり好きじゃなかった。前に行ったときにすごい混んでて、そのイメージのおしゃれな感じがまるでなかったんで。でも、この日に向かった方角の街はそれとは違い、元々の「吉祥寺」のイメージ。なるほどこっちなのかと。
いちおう下調べはしといたんだけど、到着したらあんまり考えずにCat Cafe てまりのおしろへ。満員で少し待たされたけど、団体さんがドドッと出ていくタイミングだったんでわりとすぐ入れた。
建物自体がメルヘンな「おしろ」の猫カフェ。席に通されてドリンクを注文する(ちゃんとテーブル席でくつろぐタイプの猫カフェは久しぶり)。たまたまその席の脇で猫ちゃんが寝てて、邪魔するのも悪いからちょっかい出さずに見守る感じ。
綾乃さんの衣装(?)はとてもラフで、この雰囲気にはピッタリ。
ハーブティーの名前はシンデレラ。

この店の客層だからやっぱり(同性含め)カップルが多くて、おもちゃでガシガシ遊ぶ感じでもなくまったりふう。カメラ持って徘徊するのもつい遠慮がち。猫たちもお昼の後なのか、走り回ってる子とかはいなくてお昼寝タイムだった。
猫カフェなのに時間無制限というのも危険。そのまったり感で出ていくタイミング失いがち。とはいえ「リクエスト撮影」なんだから時間は有限なわけで、後ろ髪ひかれつつ。雑貨店に入ってお土産買ったり。
さてどこ行きましょうか、って歩き出したら、綾乃さんが見つけたのは「空想街雑貨店」。いつかのクリスマスプレゼントにと同系列店で買った物を渡したことがあったのだ。そういえば本店が吉祥寺にあったんだっけ、と覗いてみる。
吉祥寺本店の隣は併設の「空想街カフェ『空飛ぶ魚』」。ずっと行きたかったんですよね。さっきまでさんざんまったりしたのに、再びまったり。
吉祥寺を満喫しました。ありがとうございました。
うーん、撮影目的がどんどん薄まってく。
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