観劇後の帰り道は考え過ぎない方がいい話

松井あゆちゃん出演の小舞台。江古田ってどこだ。

コレカラクルーズ短編公演『キラキラ☆Shooting STAR』
2016/4/15(金) 20:00〜 レンタルスペース+カフェ兎亭
脚本・演出 樋口一樹
出演 大石歩佳 / 江頭ひでみ / 松井あゆ(BBE) / 牟田朱梨沙 / 樋口一樹 / 小夜(進戯団夢命クラシックスsmcBRAVE)

20時開演は遅い方だけど、会場が遠かったんで、仕事後に向かうとあんまり余裕なかった。新江古田駅からは徒歩で、会場に着いたらもう開演10分切ってたくらい。

それは帰りも同じで、60分公演だから終わるの早かったけど、のんびりしてるとアレだから面会も待たずに、すっ、と帰った。帰りの電車の長い帰路で、いろいろ思いを巡らしてた。

まず良い感想。

お目当てのあゆちゃんは、ストーリーのなかのシリアス部門担当。普段は持ち前のふわふわした「恨まれないタイプの毒」を小出しにして、彼女らしい感じに演じてた。トリオのバランス、特にセイナとピリカのそれは心地よかった。

そのセイナ役・江頭ひでみさんと、カンシュサン役の小夜さんの存在感が好きな感じ。セイナは表情豊かで裏表のないのが気持ちよかったし、カンシュサンはずっと調子っぱずれ、最後は真っ直ぐさで清涼感も感じさせた。

歌とダンスは、スキル面よりも、お話の流れからラストのそれで文字通りのキラキラ感が表現できてて、自然と笑みがこぼれた。短い公演時間で、登場人物は6人しかいなかったけど、話のボリュームも薄すぎず詰め込みすぎず。気持ちよく観劇できた。

んで悪い感想。

前作を知らなくても支障ないことはないけど、「知ってる方が良さそうな雰囲気」が端々にけっこう色濃く感じられた。ちなみに僕は前作を知らない。知らない人が観てそう感じさせちゃう脚本はアレだと思う。

(観劇後にツイッターで拾い読んだら、やっぱりそういう脚本だったみたい。)

他にも、デブリマスの「二枚目キャラが違和感」「主人公級の扱いが謎」とか、キラキラの三人が「アイドルしてる動機がよく見えない」「キラキラする理由が内向きでファン置き去り」とか、『オプティマス・プライム』はネタとして難易度が高すぎません?とか、年増、年増ってそんなに年増でもないとか、いろいろあるけどだいたい脚本。すっきりハマるところが少なかった。

おまけ。ヲタについて。

僕がヲタについて書くのは悪口。本人に悪気はないのだろうが、観劇の足を引っ張る客がちらほら。

客席に段差のない小さな会場なのに、図体を気にせず最前中央で背筋伸ばして座っちゃう厚顔とか、聞こえるように独り言を言ってしまうマイペースとか、調子っぱずれの手拍子でステージのキラキラ感を削ぐリズム感ゼロとか。

開演前に「ケータイ等の音の出る機器は、マナーモードじゃなく電源オフで」って注意があるけど、その意味を実感。呼び出し音のバイブ、10コール以上鳴ってたんじゃないかな。「(うわー鳴ってるよ)」って舞台への注意削ぐ削ぐ。すぐ後ろの席では「ブーン」メール着信。

時間なかったのはホントだけど、終演後の面会をスルーしたのは、いっしょくたにされたくないっていうささやかな抵抗でもあったりするのだよ。

ステージ上で繰り広げられるエンターテイメントはキラキラしてて楽しかったけど、その一つ向こうにはしんしんと闇が落ちてる感じは、楽しんでいいのか悪いのか。なかなか難しい体験でした。

帰りに考えすぎたのは明白。座れたら寝たのに。うーん。

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