逢魔篇の名にふさわしい話

山口慶子さんの出演舞台はおよそ3ヶ月ぶり。

teamWORLD『BLUE DESTINY〜逢魔篇〜』
2016/11/10 19:00〜 シアター・バビロンの流れのほとりにて
原作・脚本:toshi
演出:三浦佑介
出演:あきやまかおる / 澤木柚季江 / 志田光 / 円華 / PSYCHO / みう / 山口慶子 / 川島まゆか / 福地伶央 / 釜山甲太郎 / 中嶋アキ / 三浦佑介

語り部の演出から始まって、とても舞台らしい舞台だなあと。これまで観てきたファンタジーにはビデオゲーム的なものが多かったけど、よりクラシカルな雰囲気。それがそう感じさせたかなと。

王子神谷駅から商店街を真っ直ぐ歩く。会場となるシアターはここに限らず、少し寂れた場所が多いみたい。仕事帰りだったからどこかで軽く食事をと思ったんだけど、それらしいのが見つからず、コンビニのイートインで済ませる。

到着してすぐに開場。だから席は選べたけど、最後列へ。ステージは角を中心に左右に長くて、引きで観た方がよさそうだったんで。予約客らしき人たちが来ず、ちょっと押して開演。

いつもどおり事前に調べることをしなかった。

ただでさえジャンルとしてのファンタジーって、どうしても設定理解にかける労力が必要で、登場人物の名前や用語もカタカナで覚えにくい。さらにシリーズものだったから端折られてる部分もあって、そこをどこまで追っかけるか(そしてどこで諦めるか)がみそ。ストーリーテラーであるアレスが語るのをわりとちゃんと聞いておいて、登場人物たちの関わりはざっくり雰囲気を楽しむ。そんな感じだったかも。

事件らしきものが起こりつつあり、まさに「魔に逢う」ところでエンディング。起承転結の「承」で終わった感。シリーズものの序盤にあたる部分なのでそうなるか。んぐぐ。

役者さんたちについても無知なのはいっしょで、だから後でプロレスラーだって知って驚いた。確かに肉体美、おーいい身体してんなあ!っていう感想は抱いてたけど。

アクションがウリでもあって、そこんところのレスラーはさすが。腰の入ったフックとか、風を切るハイキックとか。ステージが建物の角を中心に90度横へ広いのは、広がりとしての良さ反面、幅が狭くて殺陣の窮屈さはあった。そもそも小さな箱だったからしょうがないんだけど。

最近、テレビ東京の時代劇「石川五右衛門」に新日本プロレスの棚橋が出演してて、チャンバラで刀を持ったのをみて「刀持ってない丸腰のときの方が強そう」なんて言う人がいたが、それわかる気がする。ブルデスは武器による戦闘という概念がない世界設定なので、それに近い筋肉の躍動。プロレスラーの肉体がちょうど活かされる。

ちぇるさんはいつになく少女な役。奔放なツインテ村娘。こういう役割ってあんまりイメージなくて、だからずっと楽しく観れた。でも根が真面目だから「ぶっ壊す」面は少なくて、そこはもっと突き抜ける余地あったんじゃって思う。

公演の最終日はトークイベントで、舞台衣装でのフォトセッションなんかもあったらしい。ビジュアルが素敵&肉体美は行けばよかったと思うけど、別件があったからしかたなし。

続編は2月にあるらしい。気にしておこう。

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